自転車問題は ”対策から政策へ”

  

東京都に視察に行った。

一つは問題の「都政」について。二つには、駐輪対策。三つ目はウォータフロント事業”天王洲アイル”

ここでは駐輪対策について触れたい。

ご覧の江戸川区葛西駅地下に造られた、9400台収容できる日本一の駐輪場だ。地下のスペースは5600㎡。そこに平置きの自転車と、さらに写真のような地下15メートルまで自転車をエレベーター状の機械で自動的に収納するもので一基に180台ずつ、36基あるわけだから凄い!!!

しかし、費用が高い、高すぎる。都からの財政調整金がなくてはとてもとてもできない。土地も地下埋設物が多い大阪都心部では不可能。だめだめ!できない~と嘆いてしまった。

でも自転車対策は、これから自転車政策に変えなければいけないと、先の予算委員会で言い切った私である。地道な不法駐輪を駐輪スペースへと導きながらも、同時進行で市民の自転車の所有形態を変えて行かなくては根本的な解決にはならない。つまり、「自転車は買うもの」から「自転車は借りるもの」に転換するのだ!

レンタサイクルと言えば観光地のソレを思い浮かべるだろう。しかし、今回予算委員会で提案させていただいたものは、家に乗って帰り、駅で返すというものだ。次に帰宅時、乗る時はまた違うレンタサイクルを家まで乗って帰る。

家からわずか10~15分くらいしか乗らない通勤・通学の自転車がどれだけ駅周辺に駐輪されていることか。それをレンタサイクルにしてしまえば、駐輪場は通路も要らないし必要最低限の面積しか必要としないので、土地効率は3倍~5倍に上がる。

自転車を買って、駐輪場を借りてというコストより、自転車を借りるコストが低ければ通勤通学に自転車を「買う」ことはないのである。

今日から、大阪市でも自転車駐輪スペースの附置義務条例がスタートする。これらと合わせ技で、自転車を減らしながらもキチンと駐輪されるようにしていかなければならない。