風の子そだち園新春のつどい

【北野妙子】
 

久しぶりの記事投稿。ようやく新年会が終わりました。今日は久しぶりに胸が熱くなるような想いをしました。

知的障害者の社会福祉法人水仙福祉会の新春の集いに参加。淀川区・東淀川区・西淀川区3区合同だが、約100名ほどの障害者本人と家族、施設職員による手作りの演出が毎年時間をかけて準備される。今年は写真のような和太鼓の演奏でオープニング。私も和太鼓の会を上海時代にリーダーとしてまとめていた時代があったので、とても興味深く聞かせてもらった。

さてそのあとの保護者と職員による映像詩・・・・タイトル  「目に見えない大事なものは・・・」

障害のある方は「ことば」だけでなく声や、視線、態度や行動など「ことば」以外の手段で

精一杯自分の思いを表現されます。でも「ことば」に頼っている私たちはその事に気がつかないこともあります。

(中略)通じあえたという手応えは全て私たちの心の糧となっています。

(中略)今 ご本人とご家族、そして職員との間で育まれた安心感や信頼感は『人として当たり前に生きる』ための確かな礎となっています。

ご縁あって、身体障害者施設、視覚障害者団体そしてこの知的障害者施設の新年会や行事に参加させてもらう機会が年に何度かあるうちにこれまでもさまざまな方たちと出会っている。でも今回特に保護者と職員の方々の率直で純粋な人間同士の交流や葛藤を、映像と朗読によって伝えられて、はからずも涙がでて仕方がなかった。

ここ数ヶ月間の人間同士の醜い争いや野心、策略、計算ずくめの言いくるめなどなど、およそ対極にある価値観に対峙し、苦しめられ、こちらまで卑しい人間になってしまうかのような錯覚を覚えてしまうくらいだった。

感動と言うには安っぽく思えるし、共感して涙が出たわけでもない。今置かれている状況とはかけ離れたところでの心洗われるピュアな感覚に、私自身が救われた気がしたのだ。

人として正しく生きていこう。生まれてきて死ぬまでの間はそれほど長くはない。自分が納得できる人生を生きたい。そして自分に嘘をつくのだけはやめようと思った。