決算特別委員会

        

平成22年度公営・準公営決算特別委員会が10月6日から13日まで行なわれた。連休を挟んでの質疑で、しかもわが自民党会派は第3党なので連休明け11日が質疑日となった。

私は2番手80分という長丁場・・・・自民党内外が揺れている時でもあり、会派幹事でもあった私は体が2つほしい状態で臨んだが、質問する当該場所にはすべて一人で実地調査に行き、現場を踏まえて質問をさせてもらった。絞り込んだ項目6項目。

①市民病院事業について

②住吉市民病院の機能特化について

③舞洲・咲洲とUSJ周辺の土地分譲と活性化について

④下水道の浸水対策について

⑤上下水道の海外展開について

⑥地下鉄のトイレの美装化について

特に、現在市民病院を所管している民生保健委員会に所属している私としては住之江区にある市民病院の建て替え問題と、津波・台風ほかタイの洪水などで話題となっている下水道問題に力点をおいて質疑した。

市民病院は3次救急高度専門医療の総合医療センターだけが黒字で、残る十三市民病院・住吉市民病院が足を引っ張っている。しかも、住吉市民病院のある南部医療圏では小児・周産期医療が決定的に足りない。市民は総花的などの診療科目もそろった総合病院をと、望む声が大きいことは知っている。しかし、この時期に建て替えをするハコモノに対する市民や行政・議会の厳しい目は十分踏まえなければいけない。公の病院の担う役割は、●地域で不足する医療を補う  ●民間では不採算となる医療を提供する  ●災害時に機能する  この3つに集約される。

その意味で、今年中には発表される基本計画のなかに、24時間365日対応の小児2次救急(入院を必要とする)を実現する確約をとれたのは南部医療圏の子をもつ親にとっては朗報であろう。そしてリスクのある分娩などにも対応できる周産期医療の確保もでき、ハイリスク分娩については総合医療センターで対応という連携も大切だ。”選択と集中”とよく言われるが、まさしくこのような場合に使うことばだと思う。

続いて、下水道のことも以前ブログにも書いた「平成の太閤下水」を視察した時から公営決算で取り上げようと決めていた。中浜の下水道処理施設の時も感動したが、皆さんも絶対ご覧になったら感動間違いなし。希望者にはもっと公開したらいいのにと思う。

下水道は地中深くでシールドマシンが、毎日20メートルほど黙々と掘り進んでいる。完成したからと言って派手なテープカットも無いし、褒めてももらえない。でも、地下都市のような下水道の管渠がなければ、おなじ河川デルタのタイと同じように内水は強制排水に頼らざるを得ない大阪市。このような技術や投資は思いつきや幻想ではなく、計画的にコツコツと時間をかけて完成されるもので(市域では80%の完成率)、こんなところに本当の都市力がある。

他の日本の政令市に比べても東京に比べても浸水には強いことがわかった。地元の「淀の大放水路」は供用されてる部分ではかなりその効果がすでに上がっているが、まだ時間がかかる。立坑の工事は地元理解が得られにくく、時間がかかるので、どうか当該地域の皆さんのご理解が得られますようよろしくお願い申し上げます。