東北ガレキ受け入れ問題その2

2月22日(水)民生保健委員会に合計22本のガレキ受け入れに反対する趣旨の陳情書が寄せられた。(ツイッターで23本と書きましたが、1本は財政総務委員会へ廻った)環境局・健康福祉局・震災支援室・橋下市長に対して40分ほど質疑をした。各会派前回と同じメンバーで登板!

それぞれの切り口は違えども、受け入れ反対または慎重な立場で質疑していたように感じる。

私は、ガレキの広域処理が総ガレキ量の20%にも満たないことに注目。新聞誌上でガレキの現地処理が遅々として進まない(まだ5%程度らしい)報道があったが、”仙台方式”と呼ばれる、計画的に分別焼却・埋立と着々と進め来年3月には目標を1年上回る早さで処理完了するところもある。またその一方で、陸前高田市では、自前のガレキプラントを提起したが県に断られると言う一幕もあったりして、どうも国・環境省の方針・指示が徹底していない感はぬぐえないことを指摘。

そもそも、ガレキから放射性物質が検出した時点で、国は広域処理の方針を大転換するべきであったと思う。いまだに国の方針は広域化・全国化である。

放射性物質は焼いても無くならない。焼けばフィルターを抜けて大気中に飛散し拡散する、灰は33倍に濃縮された放射性物質をふくんだまま、土中に埋められる。すでに受け入れている自治体では、浸出水は下水道に放出される。これも実は大問題だが、大阪では海面埋立なのだ。やはり結果的に外海へ放出される。大阪に環境省の調査団が来て最終処分地を調査して行ったそうだ。夢洲(此花区)とフェニックス(大阪港内)安全基準を環境省が策定中?!

    ちょっと小休止(^-^)

橋下市長は、委員会の市長質問の時だけ現れた。これだけ多くの陳情が寄せられるなど、異例の関心事だと思うのだが・・・・まず、外国の方からの陳情もあったことから、市長に府が事業予算を計上した、りんくうタウンの医療特区や海外企業誘致など、ガレキ受け入れした場合、相当なダメージではないかと問うた。「きちんと説明しますよ。」「市長は安全を確認できれば受け入れると言っているが、”安全”と“安心”は違う。きちんと”安心”のものさしで考えてほしい。」と問うと、今度は議会では許されていない反問をしてきて、「じゃあ議員の安心の基準を示して下さいよ!」と。私は「市長に聞いているのです。」以下は省略しますが、インターネット録画放映が来週には市会H.Pで見られますので、詳細はそちらでご確認いただきますが、それまでの質疑の中で、明らかに私の言う安心の基準をもってすれば、受け入れをしないことだと分かるであろうし、これは議会では述べなかったが、「国際的にも危険性があるかも知れないことに対しては安全性が確認されるまで予防的な措置を採ること」という予防原則までちゃんと陳情書に書いてあるのだ!

現時点では、放射能汚染瓦礫は現地で封じ込め拡散させないのが原則ではないか。

J.I.バンダジェフスキー教授の話も引用した。どれだけ微量であっても、人工放射能・内部被曝は健康リスクがあるということ。それを踏まえて府市に対して医師団から意見書が提出されていることなども指摘した。ちゃんと読んで、認識を深めていただきたい。いつまでも環境省の出したパンフレットの域を超えない答弁ではあれほど勉強して不安に思っている市民の皆さんに説明責任を果たすことはできない。

そして、いつも国(大臣・官僚にさえも)に対して異論反論を厳しく迫る「橋下市長らしくない」ことも指摘。矢のような反論が返ってきた。「社会にはいろいろなリスクが存在する。遊具や食品にも安全基準が定められている」「口では被災地支援と言いながら、いざ危険がせまると拒否するのは、大阪の教育が悪い。」とか「情けない」とやはりこれまでの議論を完全把握しないでの意味がよくわからない答弁。委員会室はぽか~んとしていた。

西日本が助からないと日本全体が助からない。被災地の方々からも西日本は汚染されないでほしい。安全な食料や避難先を守ってほしい。という切実な叫びはあれから1ヶ月経つが、まだ市長の心には届いていないようだ。

続く民主党小林議員も市長に答弁要請していた。議員の質問にもほとんど答えず、持論展開。「湾岸戦争の時の日本のとった行動と同じですよ。カネだけ出して・・・こんな大阪のDNAを子孫に残したくない」とまで仰った!報道関係の皆さん、これは舌禍事案ではないのですかねー?結果は継続審議。

ともかく TO BE CONTINUED・・・3月21日